「冥府が来た!」ハルタで奇妙な三角関係が幕開け、マレーシア作家も初参戦
越谷美咲による新連載「冥府が来た!」が、本日3月14日発売のハルタVol.72(KADOKAWA)でスタートした。
「冥府が来た!」の物語は、9歳の少女・千恵里が父と暮らす家に、父の古い友人・冥府光忌が突然やってきたことから始まる。冥府は父のことを“ニーノ”と呼び、「ここに住まわせてくれ」と懇願。だが三白眼の怖い顔、腕に刺青、そして何やら不思議な雰囲気をまとっている冥府のことを、千恵里はなんだか好きになれず……。
そのほか今号では、「まだ見ぬ春の迎えかた」の井上きぬによる短期集中連載「おもちゃとお茶を」が開幕。しゃべる人形レネットとそのご主人アニーの、幸せな日々が綴られる。また「風雪 ヴァンガード」「Mr.Jack’s NIGHT CLASS」という2本の読み切りは、どちらもマレーシアのマンガ賞「MALAYSIAN COMICKERS’ CHALLENGE 2018」で賞を受賞した、マレーシアの作家による作品。マレーシア作家の作品がハルタに掲載されるのはこれが初めて。渡邉紗代「ギャラクシートラベラーズ」は今号で最終回を迎えている。
ハルタVol.72
入江亜季「北北西に曇と往け」
長蔵ヒロコ「煙と蜜」
越谷美咲「冥府が来た!」
九井諒子「ダンジョン飯」
松本水星「ヒメミの秘め遊び」
黒川裕美「夕凪に舞え、僕のリボン」
西公平「九国のジュウシ」
八十八良「不死の猟犬」
クロス&朝野うた「風雪ヴァンガード」
マー、ハリッタルン&ヒロヒク「Mr.Jack’s NIGHT CLASS」
佐野菜見「ミギとダリ」
長崎ライチ「紙一重りんちゃん」
浜田咲良「金曜日はアトリエで」
井上きぬ「おもちゃとお茶を」
都森れん「LADY ARTI」
大武政夫「ヒナまつり」
金箱さくら「手つかずの国」
宮永麻也「ニコラのおゆるり魔界紀行」
空木哲生「山を渡る-三多摩大岳部録-」
浜田慶亮「鱗翅愛づる姫君」
原鮎美「はなやっこ」
天野実樹「箱に響く」
柴田康平「レキヨミ」
高橋拡那「紅椿」
森薫「乙嫁語り」
大窪晶与「ヴラド・ドラクラ」
佐々大河「ふしぎの国のバード」
大槻一翔「欅姉妹の四季」
近藤聡乃「A子さんの恋人」
樫木祐人「ハクメイとミコチ」
浅井海奈「福引き怨霊生活」
かまぼこRED「美少年倶楽部の秘密」
なかま亜咲「鉄機のダン」
渡邉紗代「ギャラクシートラベラーズ」
荒木美咲「地獄の餃子 百まで忘れず」
大上明久利「Auto Smith」
カバーイラスト、カバー・ストーリー:namo